命門を開く

背中が湾曲していては気(勁) を流すことはできません。

筋力の動きになってしまいます。

命門が開き背中が抜けた状態(含胸抜背)の状態で初めて全身に気を流すことができます。

この時から相反する極の動きになり太極になるのです。

静の太極と動の太極があります。
動の太極には虚実があります。

腰椎、胸椎、頚椎をつなげるためには上からではなく下から繋げなければならない。

腰を立たせるのだ。

命門を開けることが大事なのである。

命門が閉じていると背中の弾力は持てない。頚椎ともうまくつながらない。

方法は一つ、お腹を意識して背中を伸ばすこと、 これだけでいい。

そうすれば自然にオートマチックに自然の動きができるのである。

この記事を書いた人

イケダヒデユキ

東京都東村山市・埼玉県所沢市で太極拳を指導中/悪性リンパ腫ステージ4完全寛解/武術歴50年/首里手の空手・剛柔流・琉球古武道・沖縄空手上地流・陳家溝四桀に衝撃を受け以後太極拳に専念。米軍福生基地、ゴールドジム、ロスの武道場等で指導。病気を期に終道場はたたみ、公民館や借地にて身軽に指導を続ける。
簡化24式太極拳/陳式太極拳/空手/秀式太極拳/整体治療